ノスタルジーに浸るつもりはないけど、昔やりたかったことを振り返ってみた。

ノスタルジーに浸るつもりはないけど、昔やりたかったことを振り返ってみた。

とある記事を読み進めるうちに「あ、そういえば」と感じ、思い出したひとつの夢。

記事はなんてことはない、古着について熱く語っている良記事で、好きな人からすると
カラーフロッキー、カンヌキ留め、ヘッドライト、スプリュース、557XX、70505 E、66モデル、リバースウィーブ、シアーズ・ローバック・・・等など、ビンテージ古着好きにはたまらないキーワードがわんさか盛り込まれています。

興味のない人からすると「・・・で?」となるんですが、元ビンテージ好きとしてはこのあたりのキーワードが、気にかかるわけです。

読み込んでいくにつれ、自分の中で懐かしいというか“忘れていた感情”がふつふつと沸き起こってきました。

そうだ、古着屋するのが夢だった。

20代前半の頃は古着屋を将来したいなぁ、なんてずっと考えていました。

厳密にいうと、古着屋にカフェを併設させてやりたいな、と。

IT化が進み、店頭販売からオンラインショップに人が流れていくに連れ、その夢もだんだん薄れていき、今では“元”ビンテージ好きと自称する始末。

一瞬だけど、古着を大量に仕入れ、自宅でネットショップをOPENさせたことも今では懐かしい思い出になりつつあります。

そもそも「なんで」古着屋だったんだろう?

多分、当時自分の好きなものがそれぐらいしか無かったからだと思います。

今でこそ「好きを仕事に」なんて言ってるけど、当時はまだそれを実行出来ている人はあまりいませんでした。
そんな中、自分としては古着というUSビンテージに紐づくカルチャーが、自分の好きな音楽や思想とリンクし天職のように思えていました。
また好きなことでお金を稼げている(厳密には雇われ店長なので「貰っている」)感覚もありました。

実際蓋を開けてみれば、大した売上も作り出せず、取扱商品を言い訳にし、接客技術も磨こうとしない。
生活が心地良かったのは事実ですが、他人に利益をもたらす姿勢で仕事をしていたかどうかは怪しいものです。

ある意味で、趣味欲が高揚してもたらした環境というのかもしれないですね。

バックボーンという名の付加価値

思い出した中で一番衝撃が走ったのがこのバックボーンを感じた瞬間。

ビンテージ古着にあるバックボーンは今でも自分の勘所に響き、キーワードやディテールを知ることで胸の奥からゾクゾクする快感が沸き起こります。
全て自分にとっては「付加価値」であると共に、興味のない人にとっては「モノ好きの自己満」とも言えるのでしょうね。

チェーンステッチ、フリーダムスリーブ、パチポケ、シングルステッチ、袋縫い・・・
どーでもいいわーヽ(`Д´)ノ! ってね。

結局のところ、当時の夢「古着屋」はなんだったんだろう。

そこにはビジネスとしての野望はなく“付加価値のワクワクを共感できる場”が欲しかったんだと思います。(多分)

ふとした時に思い出した懐かしい記憶ですが、今では昔の夢を思い出してからというもの「あの頃のワクワクを今感じているかな?」「共感しているかな」と無意識に考えてしまうようになりました。
時代は移り変わり「ワクワク」「共感」「場」全てが作り出しやすい世の中になりました。
当時のワクワクはおそらく自分にとって人生ではじめて将来について考え、ワクワクした時期です。

あれから10年経ちました。

今またワクワクした日々を送れるよう、好きなことを復活させてみようと思います。
色んなことに触発されるぎるのも悪いクセですが、多少ゆるく自分の「好き」に素直になってみます。

ではまた。

夢を思い出すきっかけになった記事

お馴染みの古着好事家4名によるトークセッション「古着サミット5」
http://www.houyhnhnm.jp/feature/58295/

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